結論を先に言うと
メニューバーがなく、画面をクリックするとやたらでかいナビゲーション用のアイコンが出てくるのを "NIH-syndrome" と書いている人がいて笑った(ImageJ とか思い浮かべてください)けど、たしかにそれ以外は良い。
サンプル EPUB ファイル
株式会社内外プロセス が宮沢賢治の「注文の多い料理店」と中原中也の「在りし日の歌」を縦書きのEPUBにしたファイルを公開してくれているので、それを読んでみた。
EPUBリーダー in FreeBSD packages
全部は拾えていないと思うけど、今回試したのは以下のソフトウェア。
- deskutils/calibre
- deskutils/coolreader
- deskutils/foliate
- deskutils/fbreader
- graphics/okular
- textproc/sigil こちらは EBook editor
結果としては
- Calibre と Sigil は縦書きで表示されて読めた。ただ、Sigil はエディターだからね。
- CoolReader と FBReader は横書きで表示された。この2つは EPUB3 に対応していないのだと思う。
- foliate と okular は本文が表示されなかった。
そういうわけで Calibre がおすすめ。